『モンスターズワーク』は、ディズニープラスで視聴できる、『モンスターズインク』のその後を描いたアニメシリーズです。
『モンスターズインク』の未使用コンセプトアートが流用された『モンスターズワーク』。
シリーズ第1作目の伏線回収と思われる内容や、他の関連作品のネタを思わせる内容があり、ファンにとって胸熱な作品と言えます。
それだけに、主要キャラクターであるサリーとマイクの吹き替え声優がなぜ変わったのか、ファンは違和感を持ったことでしょう。
そこで、なぜ日本語吹き替え声優が変わったのか、考えられる理由をご紹介します。
モンスターズワークの日本語吹き替え声優一覧
役名 | 声優 |
ジェームズ・P・サリバン(サリー) | 楠見尚己 |
マイク・ワゾウスキ | 高木渉 |
タイラー・タスクモン | 駒田航 |
ヴァル・リトル | 庄司宇芽香 |
フリッツ | 遠藤純一 |
ダンカン | 河本邦弘 |
カッター | 枝元萌 |
ゲイリー | 金谷ヒデユキ |
サリーとマイク、今作品の主人公であるタイラーの声優さんについてご紹介していきます。
サリー役
白い雪と赤い華キャスト紹介⑦
楠見尚己さん
クロジも3回目の楠見さん!
圧倒的な存在感と演技力今回も花房家当主・醍醐役として物語を締めていただきます
醍醐の椅子は当主の椅子
華咲くその椅子に誰が座るのか是非見届けてください!https://t.co/awC5v2S8sa pic.twitter.com/kxc5BRwfah
— クロジ (@kuroji_official) July 29, 2021
楠見尚己(くすみ なおみ)
代表作
- ハリー・ポッター(バーノン・ダーズリー)
- トランスフォーマー(ハウンド)
- ラマになった王様(パチャ)
マイク・ワゾウスキ役
今回唯一の新キャスト、張飛役高木渉さんの新調お衣装をお披露目!!
差し色の赤が映える貫禄ある豪華衣装です✨お芝居の引き出しの数々に、たくさん笑って、泣かせていただきました…!🏮🏮🏮#voicarion #孔明最後の一夜 #張飛 #高木渉 pic.twitter.com/7O182CTUZG— VOICARION(ヴォイサリオン)公式 (@voicarion) May 23, 2021
高木渉(たかぎ わたる)
代表作
- ドラえもん(先生)
- 名探偵コナン(小嶋元太/高木刑事)
- 機動新世紀ガンダムX(ガロード・ラン)
- カールじいさんの空飛ぶ家(ガンマ)
タイラー・タスクモン役
今日もありがとうございました!!
ウニマヨソース×唐揚げポテト
チョコバナナワッフル最強です。
観れなかった方はぜひアーカイブで〜
次回は5月20日です!#こまわた pic.twitter.com/bMZN0qSF17— 駒田航 (@komaDwataru) May 6, 2022
駒田航(こまだ わたる)
代表作
- ディズニー ツイステッドワンダーランド
(ジェイド・リーチ) - ヒプノシスマイク(入間銃兎)
- ウルトラギャラクシーファイト
(ウルトラマンリブット)
モンスターズワークの声優が石塚と田中から変わったのはなぜ?
ディズニーの声優が変わるのはよくあること、なんですが…
モンスターズインク作品の中で、なぜ、『モンスターズワーク』だけが、サリーとマイクの声優を変えたのか?
考えられる理由を3つに分けて説明していきます。
モンスターズインク関連作品は、『キングダム ハーツⅢ』と東京ディズニーランドの『ライド&ゴーシーク!』を除いた、短編作品を含めた全てをピクサーが制作してきました。
しかし、今回の『モンスターズワーク』は、DWARFアニメーションスタジオとICONクリエイティブスタジオなどの別会社が、フランチャイズ形式で制作しています。
そのため、吹き替え声優を決める基準などに、多少変化があったのかもしれません。
今までも、映画のスピンオフ作品を数々制作したきたディズニーですが、今回のような制作の仕方は初めてです。
今までのモンスターズインク関連作品は、サリーとマイクが主人公でした。
しかし、『モンスターズワーク』の主人公は、タイラー・タスクモンです。
今作品は、タイラーの挑戦や葛藤が描かれています。
もちろん、サリーとマイクは登場しますし、2人が活躍する話もありますが、主人公が新しいキャラクターになったことは大きく関係しているでしょう。
ディズニーの吹き替え声優は、「年齢感」「声の高さ」「声の質感」「演技力」「歌唱力」をチェックして、日本で候補者をしぼり、ディズニー本社に音声を送って、最終的な決定をします。
『モンスターズインク』が公開されたのは2002年3月2日、あれから20年が経っていますよね。
石塚さんも田中さんも声優ではありませんから、20年の時を経て、声の「年齢感」や「高さ」、「質感」が変化していると思います。
今作品は、『モンスターズインク』で起こった事件の、翌日からの物語になるので、『モンスターズインク』との繋がりを意識せざるを得ないでしょう。
そこで、ディズニーが定める吹き替え声優の基準に、合わなくなった、と判断された可能性があります。
また、『モンスターズインク』の予告では、石塚さんと田中さんではなく、今作品の楠見さん高木さんが、それぞれサリーとマイクを担当していました。
(ディズニーでは、予告と本編の声優が変わることは珍しくありません。)
”石塚さんと田中さんの声が合わなくなったから、楠見さんと高木さんに変えた”、という理由が、有力ではないかと筆者は考えています。
モンスターズワークのサリーとマイクの声が違う!視聴者の反応は?
慣れ親しんだ声ではない『モンスターズワーク』、視聴者の反応はどうなのでしょうか。
モンスターズワーク、声優が変わったこと以外は楽しく見れる。
違和感がすごいから、声優さん戻してほしい…( ; ; )
モンスターズワークの声優さん変わっちゃってる…全然慣れない…話が入ってこない。
サリーはまだ近い声だけど、マイクがガラッと変わってて慣れない。
声優が変わってどうなんだろう…と思っていたけど、これはこれで最高だった!
ほとんどの視聴者が、声優の変更を受け入れられない反応のようです。
特に、田中さんの声はとても特徴的な声なので、田中さんのマイクで慣れてしまった人にとっては、「話が入ってこない」というのも分かります^^;
でも、筆者は声に慣れてきた3~4話あたりからはあらすじを楽しむことができました!
3歳の子供と1日1話ずつ見たのですが、各話30分程度ということもあってか飽きずに「おもしろい」、時々「あれが怖い」と言いながら見ていました(笑)
大人もクスっと笑えて、大切な気持ちを思い出せる作品になっていますので、『モンスターズインク』や『モンスターズユニバーシティ』がお好きな方にはおすすめです^^
モンスターズワークの日本語吹き替え声優が変わった理由まとめ
ここまで、『モンスターズワーク』の日本語吹き替え声優が変わった理由をお伝えしてきました。
- 制作がピクサーではない
- 主人公が新しいキャラクター
- 石塚さんと田中さんの声の変化
この3つが、今作品で声優変更に至った理由だと考えられます。
「声優が変わったから見ない!」という人も多いようです。
ファン心をくすぐる胸熱な内容が盛りだくさんな作品なだけに、とても残念に思います。
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