2月4日から2月20日にかけて北京オリンピック2022が開催中です!
オリンピックと言えば、世界中が注目するスポーツの祭典ですが、
オリンピックに参加するための年齢制限ってどうなっているんだろうと気になったことはありませんか?
何歳!?と思うような若い選手から、かなりのベテラン選手まで様々な選手がいますよね。
本記事では、北京オリンピック2022の年齢制限や、
日本人最年少・最年長出場選手を、競技ごとに詳しく解説していきます!
北京オリンピック2022の年齢制限は何歳から何歳まで?
引用: https://sakamobi.com/
実はIOC(国際オリンピック委員会)では年齢制限を設定しておらず、各国際競技連盟にその判断を委ねています。
つまり、北京オリンピック2022の年齢制限を説明するには競技ごとにそれぞれ確認していく必要がありますね!
その前に参考までに北京オリンピック2022の最年少・最年長出場選手は誰なのか見ていきましょう。
北京オリンピック2022の日本最年少出場選手は誰で何歳?
【#速報北京五輪】#スノーボード🏂
女子 #スロープスタイル 決勝
(速報値)メダルに届きませんでしたが
ぎりぎりまで攻めました#北京五輪#北京オリンピック#NHK pic.twitter.com/i1iBHutWJP— NHKスポーツ (@nhk_sports) February 6, 2022
北京オリンピック2022で日本人選手最年少での出場となったのは、
スノーボード競技の村瀬心椛(ここも)選手で、年齢は17歳2か月です。
金メダルを獲得すれば最年少記録更新ということで期待がかかっていましたが、
結果は10位でした。
記録更新とはなりませんでしたが、村瀬選手はまだ高校2年生ですから、
今後の活躍に期待したいですね^^
ちなみに、同じく17歳で出場する選手は他にも3名います。
- フィギュアスケートの河辺愛菜選手
- フリースタイルスキーの川村あんり選手
- スノーボードの小野光希選手
若き選手のメダル獲得を期待して応援していきましょう!
北京オリンピック2022の日本最年長出場選手は誰で何歳?
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— 北京オリンピック カーリング女子日本代表 生中継 (@curling_jp) February 1, 2022
北京オリンピック2022の日本人出場選手の中で最年長となったのは、
カーリング代表の石崎琴美選手で、年齢は43歳です!
石崎選手はリザーブ(控え選手)なので、
実際に試合に出場しない可能性もありますが、
熱烈なオファーを受けてチームに加入したメンバーです。
カーリングチームの活躍に期待したいですね^^
ちなみに、前回の冬期平昌オリンピックの最年長出場選手は、
スキージャンプの葛西 紀明(かさい のりあき)選手で、当時45歳でした。
40代でも第一線で活躍されている選手には頭があがりませんよね^^
ぜひ怪我無く力を発揮して欲しいです!
北京オリンピックの各競技の年齢制限一覧
年齢制限は主には選手の健康面を配慮して作られており、
上限はなく下限のみを設定している競技がほとんどです。
競技の特徴を年齢制限から伺うことも出来ますね。
それでは実際に各競技の年齢制限を見ていきましょう。
北京五輪アイスホッケーの年齢制限
アイスホッケーでは年齢制限は下限上限どちらも設定されていません。
しかし国際アイスホッケー連盟では、U18・U20の大会を開催しており、
オリンピックに出場する年齢制限のない代表チームには20歳以上の選手が選ばれることが多くなっています。
北京五輪アルペンスキーの年齢制限
スキー競技の1つで、急斜面を滑り降りそのタイムを競います。
種目は全5種。
スピード系と技術系種目に大別され、
スピード系は滑降とスーパー大回転・技術系には回転と大回転・またそれらを複合するアルペン複合という種目に分かれます。
年齢制限は全種目でオリンピックが開催される年の間に、16歳以上になっていることです。
つまり北京オリンピック2022に出場にするためには、2022年中に16歳になる必要があります。
北京五輪カーリングの年齢制限
カーリングの年齢制限はオリンピック開催前年の6月30日時点で16歳以上であることです。
つまり北京オリンピック2022の場合、2021年6月30日時点で16歳以上になっていることが必要ですね。
北京五輪クロスカントリースキーの年齢制限
クロスカントリーの年齢制限はオリンピック開催される年が終わるまでに16歳以上であることです。
つまり北京オリンピック2022であれば2022年中に16歳以上になっている必要があります。
北京五輪ショートトラックの年齢制限
ショートトラックの年齢制限は、オリンピック開催の前年7月1日で15歳以上であることです。
つまり北京オリンピック2022の場合は、2021年7月1日時点で15歳以上になっている必要があります。
北京五輪スキージャンプの年齢制限
スキージャンプの年齢制限は他のスキー関連の種目と同じくオリンピックが、開催される年中に16歳以上であることです。
北京オリンピック2022の場合は2022年中に16歳以上になることが必要ですね。
ソチオリンピックの際、若き金メダル候補として話題になった高梨沙良(たかなし さら)選手は、
当時17歳で年齢制限ぎりぎりの出場でした。
結果は惜しくも4位でしたが、今回の北京オリンピック2022でもまだまだ現役。
頑張ってもらいたいですね。
北京五輪スケルトンの年齢制限
【競技紹介:スケルトン】
専用のソリに頭を前にし、うつ伏せに乗り込み滑走する競技です!最高速度は140kmに達すると言われており、ソリは重心移動によって操作します!2022年の北京五輪では、男子、女子それぞれ実施されます!https://t.co/8Bp5XMFjc4#北京オリンピック #skeleton #Beijing2022 pic.twitter.com/PnsQ85w0hZ— 日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟(JBLSF) (@JBLSF_Japan) December 15, 2021
ツイートの通り、スケルトンは氷で作られたコースを鉄製のそりで滑りそのタイムを競う競技です。
第2回大会と第5回大会では公式競技とされていたがそれ以来廃止されていました。
2002年のソルトレークシティー大会で復活し、実に54年ぶりにオリンピック種目に選ばれました。
年齢制限は大会が開催される時点で満18歳以上となっています。
滑り降りる際の最高スピードはなんと140kmに達するということで、転倒のリスクが大きいため、
他の冬季オリンピック種目に比べ、少し高めに設定されています。
北京五輪スノーボードの年齢制限
スノーボードはハーフパイプ、ビックエアー、スロープスタイル、スノーボードクロス、パラレル大回転の5種目に分けられます。
エアーの高さや技の難易度を競う「フリースタイル種目」、スピードを競う「アルペン種目」に大別されます。
年齢制限については、開催前年に下記の年齢になっている必要があります。
- スノーボードクロス:15歳以上
- ビッグエアー:15歳以上
- パラレル大回転:15歳以上
- ハーフパイプ:13歳以上
- スロースタイル:13歳以上
つまり、北京オリンピック2022の場合には、
- スノーボードクロス・ビッグエアー・パラレル大回転は2021年中に15歳以上
- ハーフパイプとスロースタイルでは、2021年中に13歳以上
という条件を満たしている必要があります。
北京五輪スピードスケートの年齢制限
スピードスケートの年齢制限はオリンピック開催の前年7月1日時点で15歳以上である必要があります。
北京オリンピック2022の場合は、2021年7月1日時点で15歳以上になっていれば出場することが出来ます。
北京五輪ノルディック複合の年齢制限
ノルディック複合の年齢制限はオリンピックの開催される年の末までに、16歳に達していることが条件となっています。
北京オリンピック2022の場合は2022年中に16歳以上になっていることが必要です。
北京五輪バイアスロンの年齢制限
バイアスロンはクロスカントリースキーとライフル射撃の複合種目です。
ライフル銃を背負って、クロスカントリーで走行しその途中で射撃し、速さと命中率を競います。
年齢制限については、大会で使用するライフル銃を使うための猟銃免許が20歳以上から取得可能なため、必然的にそれ以降となります。
北京五輪フィギュアスケートの年齢制限
フィギュアスケートの年齢制限はオリンピック開催の前年の7月1日時点で15歳以上である必要があります。
日本では、浅田真央(あさだ まお)選手が2006年のトリノオリンピックの際、
年齢制限により大会に出場出来なかったことで話題になりました。
フィギュアスケートでは若くして活躍する選手が多いため、たびたび年齢制限の問題が議論されているようです。
今回の北京オリンピック2022では、2021年の7月1日時点で15歳以上になっていることが必要となります。
北京五輪フリースタイルスキーの年齢制限
フリースタイルスキーの年齢制限はオリンピックの開催される年の末までに、16歳に達していることが必要です。
今回の北京オリンピック2022では、2022年中に16歳以上になっていることが年齢に関する条件となります。
オーストリア代表のマテイ・スブァンサ選手(17歳)はぎりぎりで上記の年齢制限をクリアする若手でありながら、
フリースタイルスキーの各大会で好成績を残し続けており、今回の北京オリンピックでも注目を集めています。
海外の若手選手もぜひ注目してみてください。
北京五輪ボブスレーの年齢制限
ボブスレーは流線型をした鋼鉄製のそりに乗り、全長1400m前後の氷の壁を疾走しその速さを競う競技です。
年齢制限はオリンピック開催時点で18歳を迎えていること。
スケルトンと同じく転倒のリスクが大きいことから、年齢が高めに設定されています。
北京オリンピック2022の場合は、開催予定の2022年2月に満18歳以上であることが必要です。
北京五輪リュージュの年齢制限
リュージュは、ハンドルもブレーキ―もない強化プラスチック製のそりに、
仰向けに寝て乗り足首で挟んだそりの先端を押すようにして滑り、その速さを競う種目です。
年齢制限はボブスレーやスケルトンと同じく、オリンピック開催時点で18歳を迎えていること。
実はボブスレー・スケルトン・リュージュの3種目は、そりを使う似た競技であることから同じ国際競技連盟の管轄です。
そのため、全て転倒の際のリスクが大きいという理由で、高めに年齢制限が設けられています。
北京オリンピック2022では、開催予定の2022年2月時点で満18歳以上であることが必要です。
北京オリンピック2022は何歳から出れるかまとめ
いかがでしたでしょうか。
本文をまとめると以下のようになります
- IOC(国際オリンピック委員会)では、年齢制限は設けておらず、判断は各国際競技連盟に委ねられている。
- 選手の健康面に配慮して、下限のみ年齢制限を設ける競技がほとんど!
- 北京オリンピック2022の種目では、13~18歳に下限を設定する競技が多く。上限を設ける競技はない。
北京オリンピック2022には2月4日~2月20日の間に行われます。
ぜひ選手の年齢にも注目してオリンピックを楽しんでみてください。
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